当店の石けんの製法をご紹介します

当店の石けんのほとんどがコールドプロセス製法という作り方で作成しています。

透明の石けんに関しましては、ホットプロセス製法で手作りしています。

ーーコールドプロセス製法とはーー

オイルをお風呂位の温度にキープし、苛性ソーダ水と温度を合わせてじっくり泡立て器を使って30分程手作業で混ぜ合わせて、鹸化反応させます。

この自然に発生する熱を利用し、それぞれのオイルの特徴に合わせた管理方法で石けんを1日かけて固めていきます。

固まった石けんを型から出して、切り分けた後は、1ヶ月間じっくりと乾燥させてから販売しています。

その為大量生産は出来ません。

また、オーダー頂いてからすぐに発送は出来ませんが、お待ち頂いた分手間暇のかかった極上の石けんをお届け致します。

ーーホットプロセス製法とはーー

ホットプロセス製法は、石けんを透明にするために、オイルの配合料をコールドプロセス製法とは逆転させ、80度という高い温度で苛性ソーダ水と合わせて同じように混ぜ合わせて鹸化反応させます。

コールドプロセス製法より厳密な温度管理が必要で、無水アルコールを使うため、より慎重な作業を必要としますし、制作時間も半日くらいかかります。

市販の透明石けんは透明度が高く綺麗で、溶かすだけで自由自在な形の石けんが出来ますが、お肌に優しいとは言えない所が特徴としてあります。

その為当店では、デザインに特徴を持たせた石けんや、イベント出店の石けんにつかう透明石鹸も自身で手作りし、可愛いだけではなく肌に優しい物を提供したいと考えております

石けんに配合する素材について

当店の石けんは、石けんのコンセプトや使う素材に合わせてすべてレシピを変えています。

配合する素材について、一番のこだわりポイントは、食べても格別に美味しい!石けんにするには勿体ない!と思えるような自家栽培している野菜やハーブなどを新鮮な状態でお客様に届けることです。

無農薬で栽培しているトマト、ほうれん草、かぼちゃなど野菜や果物を原料として使います。

そして、私自身北海道の大自然の中で暮らしている事もあり、この地でしか味わえない最高の品だと皆さんにお勧めしたい素材を厳選して配合しています。

例えば、栗山の農家から収穫後すぐに仕入れている北海道米「ゆめぴりか」や富良野産「おかむらさき」という品種のラベンダーなどがあります。

これからも私自身が素材を探し回って見つけた物で、他にはない最高の石けんを作り続けたいと思います。